• 2023/04/19 掲載

米ボーイング、納入停止でも737MAXの増産方針継続へ=CEO

ロイター

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[ワシントン 18日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングのデーブ・カルホーン最高経営責任者(CEO)は18日、主力の小型旅客機「737MAX」について、最近発覚した製造品質の問題で一部の納入を停止しているが、今夏の増産計画に変更はないと明らかにした。

ボーイングは先週、航空部品メーカー、スピリット・アエロシステムズが製造した部品を巡る製造上の問題に対応するため、737MAXの引き渡しが短期的に遅延すると表明した。

カルホーン氏はこの問題で、今年の業績見通しや納入見通しの変更を余儀なくされるかどうかについてコメントしなかった。フリーキャッシュフロー約100億ドルと737MAX月産約50機の達成を盛り込んだ2025─26年の長期見通しは据え置いた。

737MAXは2018年と19年に墜落事故が発生。ボーイングはその後安全性を確認し、増産を急いでいたところに新たな問題に見舞われた。

ロイターはこれまでに、同社の現在の計画では、サプライヤーらに対し6月までにMAXの生産を月産38機に増やすことを求めていると報じた。その後2024年1月までに同42機、24年6月までに同47機、25年1月までに19年の墜落事故前の水準である同52機に増産する見通しだったが、今回の件で達成が疑問視されている。

問題は後部胴体と垂直尾翼を結合するスピリット製の2つの部品が正しく取り付けられていなかったことで、737シリーズの派生機「MAX 8」なども影響を受ける。

ボーイングと米連邦航空局は、飛行の安全性には問題はなく、現在稼働中の機体は引き続き運航できるとの判断を示した。

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