- 2023/04/19 掲載
ユーロ圏CPI、3月改定は前年比+6.9%に鈍化 コア指標は加速
エネルギー価格の下落が主因。昨年3月はロシアのウクライナ侵攻を受けて急上昇していた。
一方、未加工の食品と燃料を除いたインフレ率は7.4%から7.5%に加速し、アルコールとたばこも除いたインフレ率も5.6%から5.7%に上昇。速報値から変わらなかった。
コア指標が高水準で推移していることから、欧州中央銀行(ECB)のほとんどの政策立案者はすでに利上げ継続が必要になると述べている。
未加工食品のインフレ率は、2月の13.9%から14.7%に上昇した。
ECBの政策立案者は、基調的な物価上昇率はあと数カ月加速した後に高止まりすると見込んでおり、大幅な低下は秋まで見られない可能性がある。
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