- 2023/04/20 掲載
投資銀行「冬の時代」続く=M&Aが低迷―ゴールドマン、モルガン決算
【ニューヨーク時事】米投資銀行大手ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの2023年1~3月期決算は、減収減益となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げや米中堅銀行2行破綻を受けて市場環境が悪化。企業の資金調達やM&A(合併・買収)が低迷し、手数料収入が落ち込んだためだ。景気後退懸念が強まる中、「冬の時代」が続くとの見方が多い。
純利益は、ゴールドマンが前年同期比18%減の32億3400万ドル(約4300億円)、モルガンは19%減の29億8000万ドルだった。両社ともM&A助言や、株式、債券の引き受けの手数料が不調だった。市場関連収益も振るわなかった。
【時事通信社】
PR
PR
PR