- 2023/10/10 掲載
青森・八甲田の風力発電撤回=地元自治体の理解得られず―ユーラス
豊田通商の100%子会社「ユーラスエナジーホールディングス」(東京)は10日、青森県の八甲田山周辺で計画していた「みちのく風力発電事業」(仮称)を取りやめると発表した。同県の宮下宗一郎知事が事業の白紙撤回を主張していたほか、発電設備建設などの想定区域である青森市など6市町も撤回を求める意見書を出していた。
同社は、今後計画を見直しても地元の理解を得て事業を進めるのは難しく、事業化の判断に時間がかかり経済性も見通せないと指摘。「このまま計画を推進していくことは適切ではないと判断した」と説明した。
【時事通信社】
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