- 2023/10/11 掲載
中国乗用車販売、9月は前年比+4.7% 輸出50%増
8月の2.2%増から加速した。
新エネルギー車(NEV)の販売は前年同月比22.1%増。乗用車販売全体の36.6%を占め、複数の国内ブランドが過去最高の販売を記録した。NEVの販売は8月の34.5%増から鈍化した。
9月は例年、中秋節と国慶節の大型連休を控えて多くの人が大型商品を購入することもあり、乗用車販売が増加する。
CPCAの崔東樹・事務局長は、不動産市場の低迷は乗用車販売にプラスだと指摘。不動産に投資するより自動車を購入する人が増えているという。
1─9月の乗用車販売は2.1%増の1541万台。
9月の輸出は前年同月比50%増。8月は31%増だった。
米電気自動車(EV)大手テスラが9月に輸出した中国製の車は3万0566台で、8月の1万9465台から57%増加した。同社の第3・四半期の中国EV市場シェアは9.89%。第2・四半期の12.98%、前年同期の9.93%から低下した。
中国のEV大手、比亜迪(BYD)の9月のNEV販売は過去最高の28万7454台。EVスタートアップの理想汽車(リ・オート)も前年同月比212.7%増の3万6060台と過去最高だった。
関連コンテンツ
PR
PR
PR