- 2023/10/11 掲載
名鉄子会社が雇調金不正受給=144件、247万円
名古屋鉄道子会社の名鉄観光サービス(名古屋市)は11日、雇用調整助成金(雇調金)の不正受給が中部営業本部管内の1支店で144件、計約247万円見つかったと発表した。愛知労働局が不正受給と認定した場合、他の支店が受給した分を含む約23億円の全額を返還する方針。
雇調金は、企業が従業員に支払う休業手当の一部を政府が助成する仕組み。同社によると、この支店が2020年4月から22年4月までに受給した計2073件のうち144件で不正があった。実際には従業員が出勤していたのに休業扱いとしていたという。今年5月に愛知労働局から不正受給の疑いを指摘され、社内調査を進めていた。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR