- 2023/10/13 掲載
ブレント価格予想5ドル上振れも、イラン生産にリスク=ゴールドマン
原油先物は9日、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が拡大し、世界的な石油供給に影響を及ぼすとの懸念から大幅上昇した。
ブレント先物は12日、1バレル=86ドルで引けた。
ゴールドマンはイランの原油生産に関して3つのシナリオを想定。
イランの輸出に対する西側の監視が強化され、生産量が前年同期の日量285万バレルまで減少するという「小幅な下振れ」シナリオで、ブレント価格見通しの5ドル上振れを予想した。
イランの原油供給がロシア・ウクライナ戦争前に見込まれていた日量250万バレルまで減少するという「可能性の低い」シナリオではブレント価格の予想は9ドル押し上げられるとした。
イランの生産が日量15万バレル増加するという「起こりそうにない」シナリオも想定し、この場合はブレント価格予想は2ドル下振れするとした。
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