- 2023/10/15 掲載
インドネシアに100店舗目=丸亀製麺、10年余りで達成
【ジャカルタ時事】トリドールホールディングスは14日、インドネシアの首都ジャカルタ近郊で、同国での丸亀製麺100店舗目のオープンを記念するセレモニーを行った。1号店を開設したのは2013年で、10年余りで大台を達成。海外では他に台湾やフィリピンなど7カ国・地域に約140店舗を展開しているが、インドネシアの店舗数が飛び抜けて多いという。
現地法人の近藤肇最高経営責任者(CEO)は「今後は進出していない(インドネシアの)島にも店を出していきたい」とあいさつした。
当初は「インドネシア人はうどんは好まない」と反対されたこともあったというが、麺文化が浸透しており、親日国でもあることから進出を決定。味を現地の好みに寄せ、トッピング用にネギと天かすのほかに生唐辛子も用意し、イスラム教徒の食事戒律に適合したハラル対応にも力を注いだ。
1番人気は肉(牛)うどん。これにビーフカレーうどん、チキンカツカレーうどんが続く。サイドメニューではエビ天、次に独自のチリパウダーをまぶしたのり天が人気という。プリンなどのデザートが味わえるのも特徴だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕インドネシアでの丸亀製麺100店舗目のオープンを記念するセレモニーで表彰される現地法人の近藤肇最高経営責任者(左)。右はトリドールホールディングスの粟田貴也社長=14日、ジャカルタ近郊
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