- 2023/10/16 掲載
米インフレ率は今後も緩和、直近の住居費上昇でも=米財務長官
[マラケシュ(モロッコ) 13日 ロイター] - イエレン米財務長官は13日、9月の米消費者物価指数(CPI)で家賃など住居費の上昇が示されたものの、国内のインフレは緩和し続けるとの見方を示した。
イエレン氏は国際通貨基金(IMF)と世界銀行の総会出席のために訪れているモロッコでロイターのインタビューに応じ「時間の経過とともに(インフレ率は)確実に低下していくと思う」と述べた。
9月のCPIは前月比0.4%上昇した。住居費の0.6%上昇がCPI上昇の半分以上を占めた。家賃や宿泊費が上昇した。
米連邦準備理事会(FRB)当局者発言や直近連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、住宅市場の回復がインフレ率の中銀目標達成へのリスクになると当局者は懸念し始めている。
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