- 2023/10/17 掲載
NY外為市場=ドル、対ユーロで下落 対円では横ばい
OANDA(ニューヨーク)のシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「市場はFRBの利上げ終了を確信しているようだが、地政学的リスクや世界的なエネルギー危機が冬季のインフレに及ぼす影響が注目される」と指摘した。
10月31日─11月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、FRB関係者は21日からブラックアウト期間に入る。
CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、年内に追加利上げが実施される確率を33%とみている。
ドル指数は0.29%安の106.23。10月3日には2022年11月以来の高値となる107.34を記録していた。
ユーロは0.40%高の1.0554ドル。10月3日には1.0448ドルまで下落し、22年12月以来の安値を付けた。
トレーダーはまた、日本円への介入の可能性にも引き続き注目している。
ドル/円は横ばいの149.55。介入が警戒される150円の水準に近づいた。一部のトレーダーは、このレベルを超えて円安が進んだ場合、日本の当局が介入する可能性が高まるとみている。
ニュージーランドドルNは0.71%上昇し、0.5925米ドルとなった。
ドル/円 NY午後4時 149.50/149.55
始値 149.55
高値 149.76
安値 149.42
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0561/1.0565
始値 1.0530
高値 1.0562
安値 1.0526
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