- 2023/10/17 掲載
デジタル広告の品質追求=「ステルス」に懸念―大手メディア
新聞、放送、出版などのメディア大手30社とインターネット関連企業のデジタルガレージなどでつくる共同事業体は17日、新たな活動指針「クオリティメディア宣言」を発表した。宣伝目的であることを隠した「ステルス広告」など、信頼性の低下が目立つデジタル広告市場で品質追求を打ち出し、安心して利用できる広告媒体を目指す。
参加メディアは時事通信社や朝日新聞社、フジテレビジョン、集英社など。共同事業体の名称も「コンテンツメディアコンソーシアム」から「クオリティメディアコンソーシアム」に変更した。
宣言では、SNSなどの広告について、「玉石混交で利用者の自己責任に委ねられている」と指摘。コンソーシアム参加各社は、品質を追求することで「情報への信頼と広告への共感を得られる集団を目指す」としている。
【時事通信社】
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