- 2025/03/14 掲載
元職員、8130万円詐取=大樹生命、解雇後も継続
大樹生命保険は14日、埼玉支社三郷営業部に勤務していた元営業職員女性による金銭詐取問題で、60代の元職員が2013年以降、契約者20人から計約8130万円をだまし取っていたと発表した。同社は昨年11月に元職員を懲戒解雇したが、契約者に詳しい事情を説明しておらず、今年1月まで詐取が続いていた。
被害者には同社が全額を返済。今後、元職員の刑事告発を検討する。佐藤岳央取締役はオンライン説明会で「このような事態を引き起こし誠に申し訳ない」と陳謝した。
同社によると、元職員は虚偽の説明をして、解約払戻金や積立金などを詐取していた。動機は把握できていないという。
【時事通信社】
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