ＪＲ東社長が陳謝＝東北新幹線の連結分離

ＪＲ東日本の喜勢陽一社長は８日の定例記者会見で、東北新幹線「はやぶさ・こまち２１号」の車両連結部が走行中に分離した３月のトラブルについて「昨年９月に続いて新幹線の連結が外れる重大な事象を発生させ、多くのお客さまに迷惑と心配をかけた」と陳謝した。

喜勢社長は原因について、連結部の破損や構造的な問題ではなく、「こまち」の車両に電気的な異常が発生したことによるものだと改めて説明。連結部の分離を多重的に防ぐ方策づくりを進める考えだ。

【時事通信社】