- 2025/05/02 掲載
米加州の2035年ガソリン車廃止計画、下院が環境当局の承認撤回
[ワシントン 1日 ロイター] - 米下院は1日、2035年までにガソリン専用車の販売を終了させるカリフォルニア州の計画について、米環境保護局(EPA)による承認を取り消す法案を可決した。同様の計画は、ほかにニューヨーク州など米自動車市場の約40%を占める11州で採用されている。
カリフォルニア州の計画はバイデン前米政権下の昨年12月に承認された。これに基づき、同州は35年までに新車販売の80%超を電気自動車(EV)とすることを義務付けた。主要な自動車メーカーは実現不可能だと廃止を求めていた。
カリフォルニア州は規制について、汚染削減に不可欠で、禁止法案の可決は違法だと反発。ニューサム州知事は、計画は汚染を軽減するもので、EVを巡る中国との競争に必須だとし、「巨大公害企業と右翼宣伝組織は共和党を買収することに成功した」と批判した。
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