- 2025/05/09 掲載
三菱重の今期、事業利益9.6%増予想 受注高は16%減
Nobuhiro Kubo
[東京 9日 ロイター] - 三菱重工業は9日、2026年3月期の連結事業利益(国際会計基準)が前年比9.6%増の4200億円になる見通しと発表した。受注が好調だったガスタービンなどのエナジー事業や防衛・宇宙事業を中心に、売り上げ増と利益率の改善を見込む。米国の関税による影響は業績予想に織り込まなかった。
IBESがまとめたアナリスト13人の予想平均4536億円を下回った。
将来の売上高につながる受注高は同16.5%減の5兆9000億円を見込む。エナジー、防衛・宇宙、プラント・インフラ事業が減るとみている。
年間配当予想は1株24円と、前年から1円増額する。
25年3月期の連結事業利益は前年比35.6%増の3831億円だった。
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