- 2025/05/14 掲載
楽天、赤字拡大734億円=金融収益減、携帯は改善―1~3月期
楽天グループが14日発表した2025年1~3月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が734億円の赤字だった。赤字は同期として6年連続、赤字幅も前年同期(423億円の赤字)より拡大した。携帯電話事業の設備投資負担が引き続き重荷となったことに加え、円高に伴うデリバティブ(金融派生商品)の評価額見直しで金融収益が大幅に減少した。
売上高は前年同期比9.6%増の5627億円と過去最高を更新。携帯事業の調整後営業損益は593億円の赤字で、前年同期(719億円の赤字)と比べると改善した。3月末時点の回線契約数は863万件で前年同月末より2割超増えた。
【時事通信社】 〔写真説明〕2025年1~3月期連結決算について、オンライン記者会見で説明する楽天グループの三木谷浩史会長兼社長=14日午後
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