シェーバー充電ケーブルをリコール＝３７万台分、発煙などの恐れ―パナソニック

パナソニックは２１日、男性用電気シェーバーの充電用ＵＳＢケーブルに発熱や発煙の恐れがあるとして、リコール（回収・無償交換）を実施すると発表した。対象は約３７万４０００台。利用者が手にやけどをしたとの報告が３件あった。

該当の機種は「ラムダッシュ

パームイン」と「エントリーシェーバー３枚刃」のうち、２０２３年３月～２４年７月の製造分。水にぬれた状態で本体とＵＳＢケーブルを接続すると発熱し、周囲の樹脂が溶けたり、焦げる可能性があり、過熱保護機能を持つケーブルと交換する。同社は「開発段階で顧客の使用状況への配慮が足りなかった」と陳謝した。

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【時事通信社】 〔写真説明〕充電ケーブルのリコールが発表されたパナソニックの男性用電気シェーバー「ラムダッシュ

パームイン」（同社提供） 〔写真説明〕充電ケーブルのリコールが発表されたパナソニックの男性用電気シェーバー「エントリーシェーバー３枚刃」（同社提供） 〔写真説明〕発煙などの恐れがあるとして、リコール対象となったＵＳＢケーブルの先端（写真上）。写真下は過熱保護機能付きＵＳＢケーブルの先端（パナソニック提供）