- 2025/06/27 掲載
FRB資本要件緩和、米大手銀に財務余力6兆ドル モルガンS推計
FRBは25日、GSIBに適用する、米国債などの相対的に低リスクの資産保有に関する資本要件の見直し計画を公表した。FRBのボウマン副議長(金融監督担当)の下で今後進められる見込みの銀行規制緩和に向けた取り組みの第一弾となる。
計画は、GSIBなどの保有資本要件を、国際金融システムにおける役割の大きさに合わせられるよう「強化補完的レバレッジ比率(eSLR)」を見直すもの。2008年の金融危機後に導入したレバレッジ要件は、近年の米政府債務急増に伴い、銀行活動の足かせになりかねないと指摘されていた。
バークレイズのアナリストも、銀行システムが低リスク資産のバランスシートを拡大できるようになるとの見方を示した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR