• 2025/07/10 掲載

セブン&アイ、25年3―5月期営業益は9.7%増 通期見通し据え置き

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Ritsuko Shimizu

[東京 10日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスが10日に発表した2025年3―5月期の連結営業利益は前年同期比9.7%増の650億円だった。国内コンビニ事業は減収減益となったものの、海外コンビニ事業の増益が寄与した。

純利益は同2.3倍の490億円となった。イトーヨーカ堂の店舗売却益や前年同期に計上していた子会社譲渡関連損失がなくなったことなどから、大幅増となった。

3―5月期の国内コンビニ既存店売上高は、客数減を客単価上昇がカバーし0.6%増とプラスとなったが、通期計画の2.5%増からは下振れて推移している。また、店内調理設備や次世代店舗システムの導入、電気代などの物価上昇による販管費増加が利益を押し下げた。

北米で展開するセブンイレブンは、ドルベースでの既存店売上高は前年を下回ったものの、オリジナル商品の販売増による粗利益率改善や人件費などのコスト見直しにより増益となった。

26年2月期の連結営業利益予想は前期比0.7%増の4240億円を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト14人の予想平均4243億円と同水準だった。

同社は、今期中に6000億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しているが、6月末時点では1562億円を取得したことを明らかにした。

また、2026年下半期までに行うとした北米コンビニエンス事業の新規株式上場(IPO)計画についても「プロジェクトを立ち上げ、実現に向けた実務ベースの準備を予定通り進行中」としている。

事業ポートフォリオ改革では、イトーヨーカ堂などのスーパーストア事業の非連結化は9月1日に実施する予定にあるほか、セブン銀行の非連結化は完了した。

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