• 2025/07/18 掲載

東京製鉄、今期の営業益を下方修正 輸出減や国内人手不足が影響

ロイター

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Kentaro Okasaka Ritsuko Shimizu

[東京 18日 ロイター] - 東京製鉄は18日、2026年3月期通期の単体の営業利益予想を従来の190億円から161億円(前年比46.5%減)に下方修正すると発表した。IBESがまとめたアナリスト7人の営業利益予想の平均値213億円を下回った。

7―9月期は数量の減少や輸出減少など、4―6月期に比べても一段と厳しい状況となることが予想されることから上期の見通しを下方修正した。下期については、現時点で不透明な要素が多いことから、見通しを据え置いている。

中国からの安い鋼材の輸出により、アジア市場向けを中心に輸出が厳しくなっている。国内でも人手不足で建築案件の工期ずれなどが発生。24年度の国内でのH形鋼の生産量が約半世紀ぶりに300万トンを下回り、25年度も低調な滑り出しとなるなど、需要の改善にはなお時間を要すると見通した。

米国向け輸出はほとんどなく、関税の影響は、主要顧客の設備投資の遅れや需要減などに伴う2次的な影響となる。こうした影響は、7─8月ごろから大きく出始めるのではないかと警戒している。

26年3月期の第1・四半期の営業利益は前年比50.8%減の47億円で、売上高は同21.4%減の738億円だった。

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