• 2025/07/24 掲載

欧州6月新車販売減少、中国勢の上半期シェアは過去最高に

ロイター

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Amir Orusov

[23日 ロイター] - 欧州全体で6月の新車登録台数(販売台数)が減少した中で、中国メーカーは地歩を伸ばして過去最高の市場シェアを記録し、一部の欧州ブランドが圧迫されている。

JATOダイナミクスのデータによると、6月の欧州新車登録台数は前年同月比4.4%減の125万台だった。

ただ今年上半期の中国メーカー合計市場シェアは5.1%とほぼ倍増し、メルセデス・ベンツの5.2%に迫る勢いだ。

年初来で中国車の登録台数は91%も増加。BYD(比亜迪)、ジャクー、オモダ、リープモーター(零?汽車)、シャオペン(小鵬汽車)の5社がけん引し、BYDの登録台数だけでも前年同期比311%増の7万0500台に達した。

そのあおりで最もシェアが落ち込んだのはステランティスで、前年同期の16.7%から15.3%に後退。テスラも2.4%から1.6%に低下した。

JATOダイナミクスのグローバルアナリスト、フェリペ・ムニョス氏は「価格高止まりや欧州の貿易相手との地政学的・経済的摩擦、コロナ禍後の市場の現実が、落ち込みの背景にある」と分析。テスラについては最新の「モデルY」投入でも期待されたような販売増につながらず、BYDやフォルクスワーゲンとの競争で市場における主導的地位を保つのも難しくなっているとの見方を示した。

欧州では上半期に電池式電気自動車(EV)の登録台数が25%増の119万台と初めて100万台の節目を突破し、市場シェアは17.4%になった。

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