日特殊陶、デンソーのスパークプラグ事業など譲受決定　1806億円

［東京　１日　ロイター］ - 日本特殊陶業は１日、デンソーのスパークプラグおよび排気センサ（酸素センサと空燃比センサ）事業を譲り受けると発表した。対象事業の２５年３月期の売上高は約１９１８億円、譲受価格は１８０６億円の見込み。国内外当局の認可が条件で、実行日は未定。

両社は２３年７月、事業譲渡に関する検討開始で基本合意し、これまで検討と協議を重ねてきた。日特殊陶は内燃機関製品の供給責任を果たすとともに、事業基盤をより強固にすることが持続的な成長に資すると判断した。譲り受けのための資金は、自己資金と有利子負債の調達で充当する予定としている。