ソフト９９、エフィッシモのＴＯＢに反対を表明

Ritsuko Shimizu

［東京　２５日　ロイター］ - カーケア製品大手のソフト９９コーポレーションは２５日、旧村上ファンド系の投資会社、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントによる株式公開買い付け（ＴＯＢ）について、反対を表明すると発表した。利害関係を有しない取締役全員の一致で決まった。これまでは、意見表明を留保していた。

反対理由として、このＴＯＢはグループの企業価値の向上に資するものとは認められず、一般株主にとって公正なものであるとも認められないと判断したという。

エフィッシモは経営陣による自社買収（ＭＢＯ）を目指しているソフト９９の株式を１株４１００円で公開買い付けすると発表。ＭＢＯは１株２４６５円で、買い付け期間は１０月２日までとなっている。