ユーロを「世界的な安定の支え」に＝フィンランド中銀総裁

[ヘルシンキ ３０日 ロイター] - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は３０日、ユーロを「信頼される世界的な安定の支え」とするために大胆な行動を取るべきだと述べた。

ラガルド総裁も６月、貿易戦争と保護主義の台頭という世界的状況を踏まえ、ユーロの世界的地位を確固たるものにする必要があると述べた。

ヘルシンキで開催された金融政策を巡る会合でレーン総裁は、「ユーロが世界の通貨秩序の健全なリバランスを支えることができるよう、戦略的な再考と大胆な行動が必要だ」と述べた。