ヤオコー親会社、愛知のデライトＨＤを子会社化　関東以外に展開

Shinichi Uchida

［東京　１日　ロイター］ - スーパー大手のヤオコーを傘下に持ち、１日に設立されたブルーゾーンホールディングスは、デライトホールディングス（愛知県豊橋市）の連結子会社化を決議したと発表した。ヤオコーはグループ企業も含めてこれまで関東圏で店舗展開してきており、関東以外をエリアとする企業のグループ入りは初めてとなる。

デライトＨＤは東三河から浜松地域を中心に「クックマート」を展開する。２５年３月期の売上高は３５４億円。ブルーゾーンＨＤは同日、文化堂（東京都品川区）の完全子会社化も決めた。

ヤオコーは２４年度まで単体で３６期連続で増収増益を達成した。ブルーゾーンＨＤの設立により傘下に事業会社が連なる体制とし、地域密着型のスーパーなどグループ企業を増やして一層の成長を目指す。