ファイントゥデイＨＤ、スタンダード市場に上場　11月5日

Shinichi Uchida

［東京　３日　ロイター］ - ヘアケア・スキンケア商品の「ＴＳＵＢＡＫＩ」「ＵＮＯ」などを生産・販売するファイントゥデイホールディングスは３日、東証スタンダード市場への新規上場が承認されたと発表した。上場日は１１月５日の予定。

９月２５日に関東財務局に提出した有価証券届出書では、東証プライム市場かスタンダード市場に上場を予定していると記載していた。

ファイントゥデイは、資生堂グループの日用品事業を欧州系ファンドのＣＶＣキャピタル・パートナーズの間接出資法人に譲渡する形で２０２１年７月に創業。２４年１２月にプライム市場に上場予定だったが、当時の市場動向を勘案して株式売り出し中止を決め、東証が上場承認を取り消した経緯がある。

２４年度の連結売上収益は１０７３億円、調整後営業利益は１４５億円だった。２７年度に売上収益１３２０億円以上、調整後営業利益は１９０億円以上を目指す。