ＪＩＮＳＨＤ、26年8月期は5.9％増益予想

Kentaro Okasaka

［東京　１０日　ロイター］ - ジンズホールディングスは１０日、２０２６年８月期通期の連結純利益が前年比５．９％増の８８億円になる見通しと発表した。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト７人の純利益予想の平均値に並んだ。　　東京・銀座の中央通りに２６年春、初のグローバル旗艦店「ＪＩＮＳ銀座店」をオープンさせるなどグローバル化を推進する。海外では、景気低迷の影響が業績に及んでいる中国で、事業構造改革の効果が見えてきたとしている。

２５年８月期通期の純利益は同７８．３％増の８３億円だった。出店が加速する中、レンズ・フレームともに高単価の商品が好調で、インバウンド需要の取り込みや季節性商品が売り上げをけん引した。

実績と通期見通しは以下の通り。

項目 2025年8月期 2026年8月期（予想） 前年比

売上高 972.1 1116 14.8

営業利益 120.9 130 7.5

純利益 83.3 88.2 5.9

配当 109 115

※単位：売上高・利益は億円、配当は円、前年比は％、△はマイナス