• 2025/10/15 掲載

英経済に「荒っぽい着陸」リスク、関税影響で=テイラー中銀政策委員

ロイター

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[ロンドン 14日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のテイラー金融政策委員は14日、インフレ率が過度に低下することで英経済が「バンピーランディング(荒っぽい着陸)」に陥るリスクが高まっていると述べた。トランプ米大統領の関税の影響が一因とした。

キングス・カレッジで行った講演で、英国のインフレ率上昇は2026年には鈍化すると予想し、米国に向かうことができない輸出品が代替市場を求めるため、米国の関税は価格を押し上げるよりも成長を阻害する可能性が高いと述べた。

英経済の「荒っぽい着陸」シナリオについては、26年後半にインフレ率が中銀の目標である2%を下回り、経済が長期間にわたり弱体化した状態に陥ることが特徴だと説明。

「このシナリオの一部は貿易迂回圧力から生じる可能性がある。今後1、2年で英国に押し寄せる貿易迂回の勢いを過小評価すれば、インフレ予測は外れるだろう」と述べた。

英中銀は9月の会合で政策金利を据え置いたが、テイラー氏とディングラ委員は利下げを主張した。

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