英財務相、財政責任へのコミットをアピールへ　ＩＭＦ年次総会で

David Milliken

[ワシントン １４日 ロイター] - リーブス英財務相は今週ワシントンで開かれる会合で、英国が財政責任にコミットしており、安全な投資先であることをアピールしたい考えだ。３年前には当時のクワーテング財務相が市場危機を受けて予定を切り上げて帰国し、解任された経緯がある。

リーブス氏は国際通貨基金（ＩＭＦ）年次総会出席に際して出した声明で「私はワシントンで、生産性を高め、投資を呼び込み、安定した世界経済における強力で信頼できるパートナーとしての地位を確保するための条件を整えながら、財政責任に対する英国のコミットメントをアピールする」と述べた。

ワシントン滞在中、ロシアへの制裁強化を訴え、対英投資を促すために米国企業関係者にも会う予定だ。