サイゼリヤ、26年8月期は22％営業増益　国内既存店・海外新店が寄与

Ritsuko Shimizu

［東京　１５日　ロイター］ - サイゼリヤは１５日、２０２６年８月期の連結営業利益が前年比２２．６％増の１９０億円を見込んでいると発表した。国内の既存店売上高は６．５％増と引き続き好調を維持。加えて、海外の新店増が寄与する。

会社予想は、ＩＢＥＳがまとめたアナリスト９人の営業利益予想平均値１７８億円を上回っている。

国内は２０店舗、海外は７７店舗の純増を計画している。同社では、グローバルな視野での生産・物流・購買の再構築や海外新拠点・新規国を含めた出店戦略を進めるとしている。

２５年８月期の売上高は１４．３％増、営業利益は４．３％増と増収増益となったが、売上高は会社の予算をやや下回った。海外での出店が増加し、店舗数は１１３店舗増加し１６８２店となった。