米ＢｏｆＡの7─9月期は増益、投資銀行業務好調で予想上回る

Pritam Biswas　Saeed Azhar

［１５日　ロイター］ - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）が１５日発表した第３・四半期（７─９月期）決算は、純利益が８５億ドル（１株当たり１．０６ドル）と、前年同期の６９億ドル（同０．８１ドル）から増えた。ＬＳＥＧがまとめた予想（同０．９５ドル）も上回った。投資銀行業務が好調だった。

第３・四半期の投資銀行手数料は前年比４３％増の２０億ドルだった。

純金利収入（ＮＩＩ）は前年同期比９％増の１５２億ドル。第４・四半期のＮＩＩ見通しについては、前年同期比約８％増の１５６─１５７億ドルに引き上げた。

信用損失引当金は１３億ドル。前年同期の１５億ドル、前四半期の１６億ドルから減少した。

ブライアン・モイニハン最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で、「貸し出しと預金の力強い伸びと効果的なバランスシートの運用が、記録的な純金利収入につながった」と述べた。