豊田合成、芦森工業へのＴＯＢ買付数下限を引き下げ　期間も延長

Kentaro Okasaka

［東京　１６日　ロイター］ - 豊田合成は１６日、芦森工業に対して実施している株式公開買い付け（ＴＯＢ）について、同日までとしていた買い付け期間を１０月３０日まで延長すると発表した。買い付け予定数の下限を約２３０万株から約１８０万株に引き下げた。

芦森工業株の非公開化に支障が生じない範囲内で、ＴＯＢ成立の確実性を高めることを目的として買付予定数の下限引き下げについて検討していた。９月２４日の時点で応募は約２１１万株で、新たな下限を上回っているという。

１株４１４０円の価格は変更しない。

芦森工業はＴＯＢに賛同し、株主に応募を推奨する意見を維持することを決めた。