ＢＭＷの供給網、中国系半導体ネクスペリア巡る動きで影響

[ベルリン １６日 ロイター] - ドイツの自動車メーカー、ＢＭＷの広報担当者は１６日、ロイターに対し、中国系半導体企業ネクスペリアを巡る動きにより、ＢＭＷの供給網の一部に影響が出ていると述べた。

広報担当者は電子メールで「サプライヤーと緊密に連絡を取り合っており、潜在的な供給リスクを早期に特定し、必要に応じて適切な措置を講じるため、状況を継続的に評価している」との声明を発表した。

ＢＭＷの工場での生産は計画通り継続されているという。

オランダ政府は、自動車や家電業界向けチップを製造するネクスペリアを管理下に置くと発表。親会社の中国企業、聞泰科技（ウィングテック）に重要技術を移転している可能性があるためとした。