• 2025/12/08 掲載

Google AI開発ツール「Antigravity」の利用上限を改定

無料ユーザーも「5時間ごとのリセット」から「週単位のレート制限」長期利用・断続利用の利便性が向上

ビジネス+IT

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Googleが開発者向けに提供するAI開発プラットフォーム「Antigravity」で、利用上限(レート制限)の仕組みが見直された。新たに有料プランの「AI Pro / AI Ultra」加入者には上限拡大と優先アクセスが提供され、無料プランについても従来の頻度ベースから週単位の制限方式に移行されている。
Googleは2025年12月8日、Antigravityにおけるレート制限の新たな運用体制を正式に発表した。これまでパブリックプレビュー段階では「5時間ごとに上限がリセットされる」比較的寛容なレート制限が設定されていたが、有料プランとして提供予定の「AI Pro」および「AI Ultra」を利用するユーザーには、より高いレート上限と優先アクセスが与えられるようになった。

一方、無料プランでAntigravityを利用していたユーザーについては、制限方式が「5時間ごとのリセット」ではなく「週単位のレート制限」に切り替えられた。これにより、頻繁に短時間で使う場合の上限到達を避けつつ、長期利用・断続利用の利便性が一定確保される形となった。

Antigravityは、Gemini 3 ProなどをはじめとするAIモデルを用い、AIエージェントがエディタ、ターミナル、ブラウザ操作を通じて自律的にソフトウェア開発を進められる“エージェント・ファースト”(Agent-first)な統合開発環境として11月に発表された。

今回のレート制限の見直しは、Antigravityの利用者増加と、複数エージェントを並列運用するような大規模・複雑プロジェクトへの対応を見据えたものだと報じられている。AI Pro / Ultraによって「多数エージェント」「高頻度の自動実行」による開発でも停止が起きにくくなり、エンタープライズやチームでの実利用に向けた準備が整えられたとみられる。

なお、Antigravityは無料プランでも引き続き利用可能であり、Gemini 3 Pro や別のサポートモデル(たとえば Claude Sonnet 4.5、GPT-OSS など)へのアクセス、タブ補完、Agent Manager、ブラウザ統合といった主要機能は共通で維持されるとのこと。

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