• 2025/12/09 掲載

Apple、フィットネスサービス「Fitness+」を日本で2026年早々に提供開始へ

ヨガ、筋力トレ、サイクリング、コアトレーニング、ダンスなど多彩なエクササイズプログラムに対応

ビジネス+IT

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Apple は、これまで日本で未提供だったサブスクリプション型フィットネスサービス Apple Fitness+ を、2026年早々にも日本国内で開始する方針を明らかにした。対応デバイスやメニュー内容は、既存提供国と同様の構成となる見込み。
Apple はApple Fitness+ を日本で 2026年早々に提供開始する計画を進めている。長年、日本国内ではサービス対象外だった Fitness+ における大きな方針転換となる。

Apple Fitness+ は、iPhone/iPad/Apple TV(および必要に応じて Apple Watch)を使って、専門トレーナーによるガイド付きワークアウト動画やメディテーションなどを視聴できるサブスクリプションサービスで、ヨガ、筋力トレーニング、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、サイクリング、コアトレーニング、ダンスなど多様なエクササイズプログラムに対応している。ワークアウト時間は 5?45分程度とさまざまで、初心者から上級者まで幅広く対応する構成だ。

これまで Apple Fitness+ は、2020年のサービス開始時には米国など6カ国のみで提供されていた。その後、2021年に字幕対応などを踏まえて提供国が21カ国に拡大されたが、日本は対象外のままだった。

ただし 2025年に入って、Apple 内部で Fitness+ の再編が検討されていた。2025年11月には、同サービスが「Apple のデジタルサービスのなかで最も弱い部門のひとつ」との指摘が報じられていた。これは配信コンテンツ数や加入者数、収益の伸び悩みを背景とするものだ。にもかかわらず、Apple は日本市場での提供に踏み切る決断をした背景には、日本国内における iPhone/Apple Watch 等を利用するユーザーの多さ、そして在宅時間の増加や健康志向の高まりといった環境変化を踏まえたものと考えられる。

なお、公式には日本法人(あるいは Apple の公式サイト)から日本国内での Apple Fitness+ 開始時期の詳細な日付発表はまだ確認されていない。提供開始時には対応デバイス、月額または年額プラン、言語・字幕対応などの条件があらためて案内されるとみられる。

Apple は、これまで未提供だった日本国内での Apple Fitness+ サービスを、2026年早々に開始する方向で動いている。多様なワークアウトプログラム、既存の Apple デバイスとの連携など、世界中で提供されてきた利便性をそのまま日本に展開する見込みであり、日本の Apple ユーザーにとって大きな選択肢の拡大となる。現時点では、月額料金、字幕対応、日本語対応などの詳細条件は公式に提示されていない。

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