• 2026/01/15 掲載

ドイツGDP、25年は市場予想通り0.2%増 景気後退から脱却

ロイター

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Maria Martinez

[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が15日発表した2025年の国内総生産(GDP)は0.2%増加し、市場予想と一致した。プラス成長は3年ぶり。第4・四半期の成長率も0.2%だった。

同庁は「2年間の景気後退を経て、ドイツ経済は再びプラス成長へと戻った。この成長は主に家計消費と政府支出の増加によってもたらされた」と述べた。

物価調整後で家計消費は1.4%増、政府支出は1.5%増となった。一方、投資は0.5%減少した。

同庁は「国防費を中心とする一般政府投資支出の大幅な伸びが機械・設備投資の落ち込み(2.3%減)を相殺することはできなかった」と説明した。

パンテオン・マクロエコノミクスのユーロ圏チーフエコノミスト、クラウス・ビステセン氏は、25年は概ね停滞していたが前年比では改善したと指摘。「今後はインフラや防衛支出に重点を置いた持続的な財政刺激策に支えられ、主に投資サイクルの転換によりドイツ経済が勢いを増すと予想している」と述べた。

暫定数値によると、一般政府財政は25年末時点で約1070億ユーロ(1244億4000万ドル)の赤字を記録。24年よりも80億ユーロ近く減少したのは、歳入が5.8%増と、歳出の5.1%増を上回る伸びとなったため。

輸出は0.3%減。3年連続のマイナスとなった。

同庁によると、米国の関税引き上げ、ユーロ高、中国との競争激化という強い逆風に直面した。

輸入に関しては物価調整後で3.6%の大幅増。それまでは2年間減少していた。

INGのマクロ経済部門グローバル責任者、カルステン・ブレゼスキー氏は「ようやくドイツ経済に対し楽観的になる理由がでてきた」とし、主な理由として財政刺激策を挙げた。INGは今年の成長率を1%と予測しているが、同氏は経済の問題は根深く、多くの場合構造的で国内由来のため、これらを迅速に解消することは不可能だと指摘した。

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