- 2026/01/16 掲載
午後3時のドルは158円前半、介入警戒で不安定な動き
[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅安の158円前半で取引されている。片山さつき財務相ら日本当局関係者が円安けん制姿勢を強めてきたことで、市場では介入警戒感が高まっており、この日もドルが157円後半へ突然下落するなど、円相場は安値圏で不安定な動きとなった。
ドルは上値の重さが目立ち、午前の158円後半から次第に上値を切り下げた。午前11時半過ぎには数分間のうちに、158円前半から157円後半へ50銭弱急落した。ほどなくドルは158円台を回復したものの「当局のけん制トーンが強まってきて、円は神経質な動きが増えてきた」(大手銀のトレーダー)という。
円が急上昇した背景として、市場では、片山さつき財務相が会見で、円相場について「私は再三、あらゆる手段を含めて、断固たる措置を取らせていただくと言っている」などと発言したこと、ロイターが関係者の話として、日銀内で物価上昇リスクへの警戒が高まりつつあり、市場が想定する半年に1度というペースより早いタイミングで、利上げが必要になる可能性があるとの声がでていると伝えたことなどが材料視された、との指摘もあった。
三菱UFJ信託銀行資金為替部上級調査役の岡田佑介氏は「口先介入も多少は効果があるが、ドルの下値では買いが待ち構えている。このまま実弾介入が入らなければ、160円台へ向けてじりじりもみ合いつつ、上昇していくのではないか」との見方を示している。
もっとも、この日の円は対ドル以外の通貨に対しても底堅く、ユーロは183円半ばまで下げ幅を拡大した。ユーロは今月14日に185円半ばと、発足来の高値を更新していた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.37/158.38 1.1606/1.1608 183.82/183.83
午前9時現在 158.57/158.61 1.1606/1.1612 184.11/184.12
NY午後5時 158.64/158.65 1.1606/1.1610 184.14/184.18
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