- 2026/01/19 掲載
対米投資「第1号案件」、ソフトバンクG絡むインフラ事業が最終候補に=関係筋
複数の日米関係筋が明らかにした。関係筋の一人は「米国に建設するデータセンターにSBGがインフラ面で参画するプロジェクトが有力候補になっている」と述べた。高市早苗首相の訪米を念頭に「なるべく早く第1号案件をまとめたい」とも語った。
別の関係筋によると、両政府や関係機関が参加する協議委員会では、SBGの案件を含み現時点で2―3のプロジェクトに絞って協議が進んでいる。また別の関係筋はSBGの案件について日本の国際協力銀行(JBIC)による融資を念頭に「日本の民間銀行とも協議が始まっている」と明らかにした。
SBGの案件が最終候補に残っていることについて、経済産業省は回答を控えた。SBGのコメントのコメントは現時点で得られていない。
両政府は昨年10月、トランプ氏の来日に合わせて「日米間の投資に関する共同ファクトシート」を発出。エネルギーや人工知能(AI)など4分野21件の案件候補を公表した。その中でSBGが「大規模電力インフラ構築のための仕様、設計、調達、組立、統合、運用、メンテナンスを設計・開発」に関与する案件を示し、投融資は最大250億ドルを想定していると記載していた。
経産省によると日米は昨年12月以降、投融資案件を絞り込むための協議委員会を計4回開催した。日本側からは同省のほか外務省、財務省、JBIC、日本貿易保険(NEXI)、米側からは商務省、エネルギー省が参加。このうち2回には赤沢亮正経産相とラトニック米商務長官ら閣僚も出席した。
最終的には米側だけで構成する投資委員会による協議や、トランプ氏の判断を経る必要がある。前出の関係筋の1人は「どうなるか不透明な部分も残る」と語った。
(鬼原民幸、山崎牧子 取材協力:浦中美穂、小川悠介 編集:久保信博)
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