- 2026/01/22 掲載
ルノー、EV子会社「アンペア」閉鎖へ 前CEOの旗艦事業=関係筋
[21日 ロイター] - フランス自動車大手ルノーは、電気自動車(EV)とソフトウエアを手がける子会社のアンペア・ホールディングを閉鎖し、同社の事業をグループに再統合する計画だ。組織を簡素化してコスト削減を図り、将来のプロジェクト実行を加速するのが目的。事情に詳しい関係者2人が21日、ロイターに明らかにした。
フランソワ・プロボ新最高経営責任者(CEO)が、前任者ルカ・デメオ氏が推進した主要な取り組みを撤回するのは2カ月足らずで2度目。デメオ氏は昨年、仏高級ブランド大手ケリングのCEOに就任した。
ルノーは昨年12月に子会社モビライズ部門のカーシェアリング事業を終了し、同部門のエネルギー・データ関連事業をグループに再統合すると発表した。
ルノーは2023年末、欧州初のEVとソフトウエアに特化した専門会社としてアンペアを設立した。デメオ氏はこの事業の新規株式公開(IPO)を目指していたが、市場評価が不十分だったため24年初頭に計画を断念した。
関係者の1人は「IPO計画が消えた以上、特定の事業体も不要となる。そのためルノーは当初モデルに内在する複雑な部分を簡素化して取り除くために、全てを再統合する」と説明した。
アンペアは既に昨年9月からルノーグループのフィリップ・ブルネ最高技術責任者(CTO)が指揮を執っている。
関係者2人によると、この再編計画は21日に労働組合に提示され、7月1日に施行される予定。関係する大半の従業員の雇用や契約には影響しないという。
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