- 2026/01/15 掲載
開発スピード「驚異の10倍」…AIで「手戻り地獄」を消し去った衝撃アプローチ大公開
フリーのテクニカルライター。コンシューマからエンタープライズまで、初心者向けの記事からテクニカルな解説記事、広告記事、企業取材記事などを手がける。執筆した書籍はこれまでに約80冊。オールアバウトでは「パソコンソフト」「ワード(Word)の使い方」「MS Officeの使い方」のガイドもつとめる。2008年からWordカテゴリーでのMicrosoft MVP。
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V字モデルとアジャイル開発の問題点
従来のV字モデルの開発では、企画・要件定義の不備が本番稼働直前の評価フェーズで発覚しがちだった。アジャイル開発でも、全体像が曖昧な初期にスコープやチームを分割して進めるため、統合する際に修正工数が膨らむことが多々発生する。
いずれも、「統合」や「評価・検証」といった後工程で問題が明らかになる。これにより、深刻なレベルの手戻りが発生してしまい、その対応が大きな負担となる点が共通の課題であった。
これは、要件定義の段階で「実際に目で見て触って試すことができる」水準のアウトプットを用意するのが難しかったからである。せいぜい、数ページのモックアップ、コンセプトの強調部分に絞ったプロトタイプが精一杯だ。周辺機能を加えていっても、「途中で思っていたのと違っていた」という顧客の期待とのずれが後から顕在化してしまうことは多い。
そこで神谷氏は、製造業や建築業で取り入れられてきた考え方にヒントを得て、AIエージェントを活用したソフトウェア開発の“工程前倒し”に着手。「AIエージェントを使えば、可視化や試行が格段にやりやすくなるのです」と強調する。その手法が、「フロントローディング」だ。 【次ページ】AIエージェントで「工程を前倒し」する方法
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