• 2026/01/25 掲載

利下げ、4会合ぶり見送りへ=27日からFOMC―米FRB

時事通信社

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【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は27、28両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、金融政策を協議する。雇用は減速しているが、インフレ率低下は足踏みしており、昨年9月以降続けてきた利下げを4会合ぶりに見送るとの見方が大勢だ。トランプ政権によるパウエル議長への刑事捜査で、FRBの政治的な独立性が脅かされる中、記者会見でのパウエル氏の発言にも注目が集まる。

米国のインフレ率はピークから大きく低下したものの、トランプ政権の高関税政策の影響もあり、なおも高水準で推移。FRBが重視する個人消費支出(PCE)物価指数上昇率は、昨年11月が年2.8%。「目標の2%よりも3%に近い」(FRB高官)との声が上がる。

昨年12月の失業率は4.4%で、前月から0.1ポイント低下したとはいえ上昇基調にある。2025年の非農業部門就業者数の増加は月平均4万9000人と、前年の同16万8000人から伸びは顕著に鈍化した。

FRBは昨年9月以降、3会合連続で利下げを実施、下げ幅は計0.75%に及んだ。政策金利は現在年3.50~3.75%で、ジェファーソン副議長は16日の講演で「景気を刺激も抑制もしない、中立金利のレンジにある」と分析。「追加金利調整の程度と時期を判断する良い位置だ」と述べ、様子見姿勢をにじませた。

一方、大幅利下げを求めるトランプ大統領の圧力は、FRB本部改修工事に関するパウエル氏議会証言を巡る刑事捜査で一段と高まった形だ。パウエル氏は「脅しと圧力だ」と反発し、金融政策運営の独立性を堅持するため、政権との対決姿勢を強めている。

パウエル氏の任期切れを5月に控え、トランプ氏の次期議長選びも大詰めを迎えている。「雑音」が増す中での金融政策協議となりそうだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)本部(AFP時事)

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