- 2020/07/17 掲載
米株は新型コロナ拡大懸念で下落、ハイテク株に売り
米商務省が16日発表した6月の小売売上高は前月比7.5%増と、市場予想の5%増を上回った。ただ、新型コロナ感染第2波が経済回復の重しとなっている。6月最終週の時点で何らかの失業手当を受けていた人は約3200万人となった。
ベアードの投資ストラテジスト、ウィリー・デルウィッチ氏は「経済指標は今後も課題があることを示している」と指摘。「米議会はきちんと行動し、追加の財政刺激策を可決すべきだ」と述べた。
S&P不動産<.SPLRCR>やS&P情報技術<.SPLRCT>の下げがきつく、ともに1%超値下がりした。
アップルは1.2%安、マイクロソフトは2%安となり、S&P500の重しとなった。
一方、過去1週間ではS&P500がナスダックを約3%ポイント上回っている。米株市場の上昇をけん引してきたアマゾン
デロス・キャピタル・アドバイザーズのチーフ投資ストラテジスト、アンドリュー・スミス氏は「明らかに買われ過ぎてきたナスダック銘柄から経済が堅固な足取りを見せ始めると買われやすい銘柄に資金が流れており、良い兆候だ」と述べた。
個別銘柄では、ツイッター
引け後の取引では、ネットフリックス
第2・四半期決算で利益が半分以下となったバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)
アメリカン航空
テスラ
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.26対1の比率で上回った。ナスダックでも1.48対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は96億株。直近20営業日の平均は117億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26734.71 -135.39 -0.50 26746.5 26879.1 26590.0 <.DJI>
7 6 1
前営業日終値 26870.10
ナスダック総合 10473.83 -76.66 -0.73 10443.8 10499.7 10364.3 <.IXIC>
7 9 9
前営業日終値 10550.49
S&P総合500種 3215.57 -10.99 -0.34 3208.36 3220.39 3198.59 <.SPX>
前営業日終値 3226.56
ダウ輸送株20種 9791.39 +53.95 +0.55 <.DJT>
ダウ公共株15種 809.52 +13.05 +1.64 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2055.92 -8.25 -0.40 <.SOX>
VIX指数 27.95 +0.19 +0.68 <.VIX>
S&P一般消費財 1115.20 -3.04 -0.27 <.SPLRCD>
S&P素材 381.69 +1.36 +0.36 <.SPLRCM>
S&P工業 604.74 +0.03 0.00 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 628.77 +1.38 +0.22 <.SPLRCS>
S&P金融 401.26 -0.21 -0.05 <.SPSY>
S&P不動産 214.37 -2.58 -1.19 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 282.57 -1.45 -0.51 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1217.06 -2.08 -0.17 <.SPXHC>
S&P通信サービス 191.43 +0.57 +0.30 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1870.12 -23.13 -1.22 <.SPLRCT>
S&P公益事業 299.25 +3.91 +1.33 <.SPLRCU>
NYSE出来高 8.02億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22765 + 5 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22735 - 25 大阪比 <0#NIY:>
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