- 2020/09/16 掲載
英CPI、8月は前年比+0.2% 飲食店支援制度で約5年ぶり低い伸び
ロイターがまとめたエコノミストの予想は前年比変わらずだった。
CPI上昇率は2015年12月以来約5年ぶりの低い伸びとなった。新型コロナウイルス流行に伴う政府の飲食店支援制度「Eat Out to Help Out」が伸び鈍化につながった。
同制度は飲食代金を最大10ポンド(12.89ドル)値引きするもので、先月は1億回以上の食事について値引き請求があった。
ONSによると、レストラン・カフェの8月価格は前年同月比2.6%下落で、1989年の統計開始以来初のマイナスとなった。
航空運賃の下落、および通常よりも小幅となった衣料価格の上昇もインフレ率低下につながった。
ONSによると、インフレバスケットのうち8項目が依然として手に入らなかったという。これは劇場やサッカー試合のチケット、競馬イベントへの入場、50人を超える人々向けのケータリングなどが英国で依然禁止されていることが影響しているという。
ロックダウン(都市封鎖)が最も厳しかった4月には90項目が入手できなかった。
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