• 2020/09/30 掲載

米CB消費者信頼感、9月は101.8に上昇 3月以来の高水準

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 29日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が29日発表した9月の米消費者信頼感指数は101.8と、前月の86.3から上昇し、3月以来の高水準となった。家計の労働市場に対する見方が改善した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想の89.5も上回った。ただ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の年初に付けた130超の水準を依然として下回っている。

MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は、消費者信頼感の大幅上昇は「消費者がリセッション(景気後退)の最悪期を脱したと考えていることを示している」と指摘。「米経済にとって大きな前進で、米政府が追加刺激策を提供しなくとも、第4・四半期の堅調な成長を支える内容だ」と述べた。

現況指数は98.5と前月の85.8から上昇。期待指数も104.0と前月の86.6から上昇した。

職が十分とみる向きと就職が困難とみる向きの差は前月のマイナス2.2からプラス2.9に改善した。この指標は労働省が発表する雇用統計の失業率との相関性が高い。昨年8月にはプラス38.3を付けていた。

1年先のインフレ期待は5.7%と、前月の5.8%から低下した。

所得が今後増加すると予想する向きは全体の17.5%と、前月の13%から上昇。一方、所得の減少を見込む向きは12.6%と、前月の16%から低下した。

PNCフィナンシャルのチーフエコノミスト、ガス・ファウチャー氏は「個人消費は持続的な経済回復の主要な原動力になる」とした上で、「ただ、新型コロナの感染拡大や追加財政刺激策への期待後退、不安定な株式市場、米大統領選を巡る不確実性などリスクは下向きだ」とした。

調査は9月18日に締め切られた。

*内容を追加しました。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます