- 2021/01/07 掲載
アクセンチュア、ブルーエアのコネクテッド空気清浄機の新サービス開発を支援
アクセンチュアは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用してクラウド上にIoTプラットフォームを構築しました。これによりブルーエアの利用者は、モバイルアプリや多言語の音声コマンド(日本では未対応)を使って室内の空気をリモートで管理し、フィルター交換が必要になると通知を受けることができます。また、機器のファームウエアはリモートでデバッグ、自動更新されます。さらにアクセンチュアは、製造業のデジタル変革における専門知識を活用して、ブルーエア用にデジタル技術を活用した製造プラットフォームを開発し、コネクテッド空気清浄機の組み立てや検品作業の自動化を実現しました。
アクセンチュアが開発したこれらのプラットフォームによって、ブルーエアは生産性の大幅な向上、クラウド関連支出の削減、フィルターの売上増加につなげることが可能になりました。また、ブルーエアは、今回開発されたIoTプラットフォームの再利用可能なアセットを活用することで、よりスピーディーな製品やサービスの向上を実現しています。
ブルーエアCEOのヘンク・イン・ト・ホフ(Henk in't Hof)は次のように述べています。「最先端の空気清浄機であるHealthProtect™は、待機モードの状態でも細菌の侵入を遮断するユニークな製品で、アクセンチュアはその顧客体験向上に貢献してくれました」
アクセンチュア インド 消費財サービスグループのマネジング・ディレクターで、ブルーエア担当責任者を務めるマニッシュ・グプタ(Manish Gupta)は次のように述べています。「このたび、新たなデジタル製造およびIoTプラットフォームを導入することで、ブルーエアは製造工程やアフターセールスをインテリジェント化し、新たなサービスの提供で収益を上げるビジネスモデルへと進化しました」
企業が競争力を発揮していくためには、新たな技術を活用してより迅速にイノベーションを興していくことが求められています。アクセンチュアも、今後3年間で30億米ドルを投資して、顧客の迅速なクラウド移行を実現し、顧客を取り巻く関係者にもさらなる価値をもたらす体制を整備しています。
<参考>11月26日発表プレスリリース「アクセンチュア、クラウドによる変革を支援する新組織『アクセンチュア クラウド ファースト』を設立」(https://newsroom.accenture.jp/jp/news/release-20201126.htm)
注1 HealthProtect™はGermShieldTM技術を搭載した唯一の空気清浄機で、待機モード時に起動してウイルスや菌を不活性化し、フィルターや本体に付着したウイルスや菌の増殖を防ぎます(ブドウ球菌とMS2バクテリオファージで検証済み)。ブルーエアの空気清浄機は新型コロナウイルスに対するテストは行っておらず、SARS-CoV-2の捕獲、除去、殺傷を確認していません。
なお、本製品は日本で「Blueair Protect」として、2020年11月26日に発売しています。
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