• 2021/02/01 掲載

富士フイルム、J-TEC株式の帝人への譲渡について発表

富士フイルム

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富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、本日、帝人株式会社(以下、帝人)との間で、当社の連結子会社である株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(以下、J-TEC)の普通株式に対して帝人が実施する公開買付け(以下、本公開買付け)に、当社が応募する旨の契約(以下、本応募契約)を締結しましたので、お知らせいたします。本公開買付けが成立した場合、J-TECは当社の連結子会社から外れることになります。

当社は、ヘルスケアを重点事業分野の1つと定め、成長戦略を推進しています。なかでもバイオ医療領域では、積極的な設備投資を行っているバイオ医薬品の開発・製造受託事業や、新薬の研究開発に必要なiPS細胞や培地を提供する創薬支援などの再生医療事業で拡大を進めています。

またバイオ医療領域の研究開発強化に向けて、当該領域の基礎研究から生産プロセス開発までを一貫して行う「バイオサイエンス&エンジニアリング研究所」を日本・米国に設立。現在、細胞代謝や遺伝子発現の解析などのバイオインフォマティクス(生命情報科学)、遺伝子編集技術などのセルエンジニアリング、細胞製造の自動化技術、細胞を用いた新たな創薬支援技術などの研究に取り組んでいます。

今後、当社は、社会からのニーズも高く、また将来に亘って市場成長が期待されているバイオ医療領域により注力していきます。バイオ医薬品の開発・製造受託事業への積極投資による成長加速に加え、再生医療の分野では、自社の強みを最大化できる細胞・培地にフォーカスして、創薬支援ビジネスのさらなる強化を図るとともに、市場が立ち上がり大きな成長が見込まれる細胞治療薬において、パートナーと連携した効率的な研究開発や、受託ビジネスで事業拡大を進めていきます。

今回、当社は、バイオ医療領域の事業ポートフォリオの最適化を図る中、皮膚や軟骨などの組織再生を主とした再生医療製品の研究開発・製造・販売を行うJ-TECの成長戦略をさらに加速させていくためには、経営方針や事業戦略に共通性があり、整形分野における既存製品との相乗効果も見込まれる帝人がJ-TECの最適なパートナーであると判断し、本応募契約を締結することとしました。

当社は、バイオ医療領域の積極的な事業推進により、医薬品産業のさらなる発展と再生医療の産業化に貢献していきます。

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