- 2021/03/11 掲載
来たれ学生起業家=入行後も事業継続容認―あおぞら銀
あおぞら銀行は11日、2022年度の新卒採用から、在学中に起業した学生が入行後も事業を続けることを認めると明らかにした。ビジネス経験を持つ若い人材を取り込み、組織の活性化を狙う。通常の新卒採用枠約60人とは別に数人程度の採用を想定する。
起業経験者を採用する企業は増えているが、入社後は元の事業から離れることが多く、あおぞら銀行の試みは異例だ。同行は、社長職を退任するなど副業規定に沿う形で事業に関わり続けることを容認する。
行員の能力向上を促すため、難しい資格の取得を支援する制度も強化する。入行後に公認会計士や税理士の試験の一部科目に合格した行員に支給している数万円の報奨金を、在学中に合格した行員にも支給する。
【時事通信社】
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