- 2021/04/07 掲載
金融緩和の実現、長期金利のリスクプレミアム安定が前提=日銀総裁
西田委員は、日銀が2%の物価目標を掲げていることで「金利も2%程度になっていくのではないか」と質問した。黒田総裁は、経済・物価情勢の改善に伴って実質成長率や物価上昇率の見通しが高まれば、理論的には長期金利に上昇圧力が高まると指摘。しかし、足元では物価目標の実現を目指して国債の大量購入を実施しており「経済・物価情勢の改善に伴って生じる金利上昇圧力を抑制して、金融緩和効果をもたらしている」と説明した。
(和田崇彦)
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