- 2021/04/15 掲載
北海道と東北、景気判断下げ=7地域据え置き―日銀報告
日銀は15日、春の支店長会議を開き、全国9地域の景気動向をまとめた地域経済報告(さくらリポート)を公表した。新型コロナウイルス感染再拡大の影響で北海道と東北の2地域の景気判断を前回1月報告から引き下げた。残る7地域は据え置き。多くの地域は「持ち直し」の動きが続いているとしつつも、飲食や宿泊など対面サービス消費への影響に懸念を示した。
変異ウイルスが猛威をふるっている大阪府や兵庫県などを含む近畿については「まん延防止等重点措置が実施される下で、サービス消費への下押し圧力は強い状態にある」との判断を示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕日銀本店で開かれた支店長会議。左端は黒田東彦総裁=15日、東京都中央区[代表撮影]
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