- 2021/04/28 掲載
NEXCO中日本、鋼橋の小補修工事に基本契約方式「Me守り契約方式」を試行導入
1.基本契約方式「Me守り契約方式」の概要
(1)導入の背景
当社では、橋梁などの健全性を把握するため、5年に1回の頻度で、近接目視を基本とした点検を進めています。点検した結果は7段階に区分し、損傷の状態に応じて計画的に補修や補強をおこなうこととしておりますが、鋼橋は長年にわたる凍結防止剤の使用や自然環境などの影響により、橋梁部材の変状や亀裂の発生、腐食など、個々の損傷の状態が異なることに加え、損傷箇所が小規模であり、かつ鋼橋が点在しているため、補修工事の入札が不調となりやすく、計画的かつ効率的に補修や補強をおこなえないことが課題となっています。
その課題に対応するため、点在する鋼橋の小規模な補修や補強を必要とする箇所を保全・サービスセンター単位などにまとめて発注する契約方式として、基本契約方式「Me守り契約方式」を試行的に導入することとしました。
※基本契約方式とは、あらかじめ入札公告などに提示した複数の同種工事を継続的におこなうため、基本的かつ共通的な事項に関する基本契約を締結し、その基本契約に基づき個別契約を締結して計画的に工事をおこなう方式をいいます。
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